ワイヤーブラシを使った排水溝のつまり解消法

水漏れトラブルの原因の中に、排水溝のつまりがあります。

排水管の中にゴミや汚れがとどまっているために水の流れが悪くなります。

場合によって水が全く流れなくなり、生活排水が逆流する恐れもあります。

そんなとき自宅で簡単に応急処置をする際に役立つのがワイヤーブラシです。

家庭用と業務用がありますが、家庭用はワイヤー部分が1～10メートルほどの長さがあります。

グリップ部分を回すとワイヤーも回りますので、ワイヤーを回しながら排水管の中を進めていくと排水管の中の壁を掃除しながらブラシを進めることができます。

排水管の中に蓄積した汚れやゴミなどが排水溝のつまりの原因になっているので、ワイヤーブラシを使って排水管の中をお掃除するとつまりの原因が取り除かれ、排水溝のつまりのトラブルが解消されます。

家庭用のワイヤーブラシはホームセンターなどで1,000円弱から3,000円前後で購入できます。

排水溝のつまりにワイヤーブラシを使うなら、押さえておきたいポイントがあります。

ひとつは長さです。

排水管の中のどの部分につまりの原因があるのか直接見ることができませんから、これから購入する方は長いワイヤーを選びたくなりますが、２メートルを超えるワイヤーは長すぎて使いにくいのでお勧めできません。

実際に使いこなせるワイヤーブラシは１メーターくらいのものになります。

家庭用で市販されているものは1～10メートルのものが一般的なので、できるだけ短めのものを選ぶようにしましょう。

二つ目がワイヤーブラシの強度です。

ワイヤー部分の強度が弱いと途中でワイヤーが進まなくなったり、途中で切れてしまう恐れがあります。

三つ目にアタッチメント部分のサイズです。

水回りの中でも排水溝に十字タイプのストレーナーがある場合、アタッチメントのサイズが大きすぎると使うことができません。

ワイヤーブラシを選ぶときはワイヤーが短めなもの、ワイヤー強度が十分なもの（長すぎないもの）、アタッチメントのサイズが使用する排水溝に対して適切なものをおすすめします。